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桜通(さくらどおり)とは、名古屋市の中心部を東西に横断する幹線道路である。愛知県道68号名古屋津島線・国道19号のそれぞれ一部と、名古屋市道都通布池線の全部から構成される。 == 概要 == 2014年現在の桜通は、名古屋駅交差点(中村区)を西端、内山町交差点(千種区)を東端としているが、そのうちの名古屋駅交差点から日銀前交差点(中区)までは愛知県道68号名古屋津島線、日銀前交差点から小川交差点(東区)までは国道19号、小川交差点から内山町交差点までは主要地方道名古屋市道都通布池線となっている。 桜通の道路愛称は一般からの公募によって決定したものである〔『写真図説 明治・名古屋の事物談』pp268-269.〕〔『尾張名所図会 絵解き散歩』pp28-29.〕。1984年(昭和59年)に名古屋市が市内の道路の愛称を公募した際に、従来から用いられていた通称をそのまま道路の愛称として制定した〔『広報なごや』1985年(昭和60年)1月号 p11. 名古屋市鶴舞中央図書館蔵〕。もともと現在の道路ができる以前は菅原通と呼ばれる幅の狭い道であり、堀川に架かる桜橋もなかった。決定した桜通の名称の由来は、通り沿いの中区錦にある桜天神社(桜天満宮)からであり〔、桜天神社にはその旨を記した碑がある。 通り沿いには一部の交差点に街路樹としてサクラが植えられているものの、桜通にはいわゆる桜並木はない〔。泥江町交差点(中村区) - 日銀前交差点間にあるイチョウ並木は、1995年2月27日付で名古屋市の都市景観重要建築物等指定区間に指定されている〔『広報なごや』(名古屋市市長室広報課)2012年11月号(通巻779号) p.1。〕。 名古屋駅から東への目抜き通りであり、沿線の建築物についてはオフィス利用が多く、商業施設は桜通の南の地域を並行して走る広小路通、錦通の沿線に集中している。また、東端の内山町交差点付近を除く全線の地下に、その名を冠した地下鉄桜通線が走っている〔内山町交差点地下付近を地下鉄桜通線が通過していないのは線形上の問題からである。〕。 日銀前交差点から桜通大津交差点(中区)の間には、車道の一部を利用した自転車道が設置されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「桜通 (名古屋市)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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